〜気づき 考え 未来へつなぐ〜
東三河女性会議
2006年5月13日(土)
ライフポートとよはし・中ホール
少子化についての問題を考えるために、東三河女性会議が開催されました。池田恵子さん(弁護士)による講演や、パネルディスカッションが行われました。参加者は豊橋市や蒲郡市、田原市などから集まりました。女性だけでなく、小さなお子さんを連れて夫婦で参加された方もいて、参加者全員で少子化問題について考えました。
■イベントレポート
パネルディスカッション
「少子化!なんで???」をテーマに山本和子さん(財団法人豊橋文化振興財団理事)をコーディネーターとして、男性2名、女性2名が参加して男女の立場から少子化についての討論がありました。 パネリストは左から、丸田稔之さん(中日新聞豊橋総局記者)、伊藤陽子さん(小学校教論)、杉浦正和さん(農業経営者)、小石多紀子さん(小石マタニティークリニック院長)。
討論を聞いて、子どもを産むには、子育てをするには、雇用問題や育児休暇など考えないといけない問題が沢山ある中で、まずは自分の身近な問題として考えることが大切だということを感じました。
願いの込められたキルトの看板
今回の東三河女性会議の横7メートル、縦3メートルの大きな看板は『みんなで手をつないで幸せになろう』という今回のイベントテーマの象徴であるクローバーをモチーフにして作られました。なんと、この大きな看板はキルトで作られています。このイベントの主催者である女性フォーラムのみなさんが1年2ヶ月の期間をかけて一針一針縫ったものです。看板には男女共同参画の願いが込められています。
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キルトでお出迎え
東三河女性会議の会場に行くと沢山のキルトにお出迎えされました。
お母さんのメッセージ入りキルト
お母さん達の子育てに対してのメッセージが入ったキルトです。 「子どもが遊べる場所を増やして欲しい」「子育て手当てを増やして欲しい」「みんな健康に恵まれて笑顔で暮らせますように」 などなど。
植田小学校の児童によるキルト
植田小学校の児童によるキルトもありました。児童達が一つ一つ作った約300枚のキルトを一つにあわせて、およそ横3メートル、縦2メートルの大きなキルトの作品になりました。
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取材日記: 男女共同参画
『お互いを認め合って支えあうこと』。これが、男女共同参画の意味だと女性フォーラムの方から教えていただきました。
「男が得意なこと、女が得意なことがあるのだから、それをすべて一緒にする必要はない。今よりもっと幸せになるためにお互いを認め合い支えあうことが大切。」
男女共同参画。どこか難しいとトロッキーが感じていた言葉ですが、こういう意味なんだと納得することが出来ました。
これから子どもを産んで、育てていく世代として、少子化は身近な問題なんだと気づくきっかけとなるイベントでした。
2006年5月
- 5月3日(水・祝)〜5月5日(金・祝)
- とよはし100祭スローフードフェスティバル(豊橋公園)
- 5月5日(金・祝)
- メインタイムカプセルの開封(豊橋公園)
- 5月13日(土)
- 愛知県植樹祭(総合体育館)
- 東三河女性会議〜気付き 考え 未来へつなぐ〜(ライフポートとよはし)
- ふるさと探訪[1]100年前の豊橋に出会おう(愛知大学旧本館ほか)
- 5月20日(土)
- 大運動会(小沢小学校校庭 小沢校区)
- みんなで創ろう大きな輪inいそべ(磯辺小学校・ふれあい農園 磯辺校区)
- 5月21日(日)
- 豊橋市民活動フェスティバル“わっしょい!!メッセ”(松葉公園、市民病院跡地、カリオンビル)
- 古里再発見ウォーキング(植田校区内 植田校区
- 5月28日(日)
- 「ええじゃないか童謡・唱歌」第一部「童謡コンサート」(公会堂)
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